新生児グループ
所属メンバー
兼次 洋介 (助教、2004年卒)
日本小児科学会小児科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会(新生児)専門医・指導医
日本人類遺伝学会日本遺伝カウンセリング学会臨床遺伝専門医
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法専門コースインストラクター
北海道災害時小児・周産期リエゾン
本庄 遼太 (助教、2010年卒)
日本小児科学会小児科専門医
日本周産期・新生児医学会(新生児)専門医
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法専門コースインストラクター
瀬戸 康貴 (大学院生、2015年卒)
日本小児科学会小児科専門医
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法専門コースインストラクター
橋本 佳帆子 (大学院生、2015年卒)
日本小児科学会小児科専門医
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法プロバイダー
武田 賢大 (大学院生、2016年卒)
日本小児科学会小児科専門医
日本周産期新生児医学会新生児蘇生法専門コースインストラクター
PALSプロバイダー
松元 献 (大学院生、2014年卒)
日本小児科学会小児科専門医
日本周産期新生児医学会新生児蘇生方専門コースインストラクター
白石 春生 (医員、2015年卒)
日本小児科学会小児科専門医
日本周産期新生児医学会新生児蘇生法専門コースインストラクター
出生前コンサルト小児科医
診療内容
●NICU9床、GCU11床と、新生児室が入院病床です。
●地域周産期母子医療センターとして、早産低出生体重児や外科手術を要する児など、ハイリスク新生児の管理を行っています。
●北海道で唯一のFLP実施施設であるため双胎が集約化されており、双胎間輸血症候群の胎児新生児管理を行っています。
●全道から胎児診断された多発奇形、小児外科疾患、先天性心疾患が集まるため、小児外科、小児循環器、循環器外科と協力して、出生後の術前・術後管理を行っています。
●精神科疾患合併妊婦をはじめとした、社会的ハイリスク妊婦に対して、胎児期から多職種で構成されるFAST(family support team)で対応を検討し、ソーシャルワーカーや地域保健師、行政など多機関で連携して社会的なサポートの調整を行っています。
●超早産児、極低出生体重児、合併症をもつハイリスク新生児の長期的な発達フォローアップを行っています。
●NCPR 北海道トレーニングサイトとして、NCPR Aコース、Sコース、Iコース、Fコースなどの新生児蘇生法講習会を開催しています。
研究
●臍帯によるFOXF1発現の定量化とACDMPV早期診断について
●早産児における睡眠と知的発達の関係に関する多施設共同研究
●小児期発症SP-C異常症の特徴に関する研究
●小児期発症ABCA3異常症の特徴に関する研究
●潜在性甲状腺機能低下症と発達との関連性の検討
業績
1. 国内学会・研究会
1) 兼次洋介: 論文賞受賞記念講演「周産期支援チェックリストを用いた子ども虐待リスク予測」.第59回日本周産期・新生児医学会(2023/7/9-11、名古屋)
2) 古瀬優太: 子ども虐待の実態と小児科外来でできること. 札幌市小児科医会研究会(2023/9/27, 札幌)
3) 本庄遼太: INSPIRED Congress2023参加報告. 第55回日本小児呼吸器学会学術集会(2023/10/7-8, 豊岡)
4) 古瀬優太: 知 的 発 達 症 合 併 母 体 か ら 出 生 した 児 の 予 後 と 必 要 な支援.第67回日本新生児成育医学会・学術集会(2023/11/2-4, 横浜)
5) 兼次洋介: NICU 改築前後の光環境の変化に伴う睡眠活動リズムの検討. 第67回日本新生児成育医学会・学術集会(2023/11/2-4, 横浜)
6) 古瀬優太: 子ども虐待の実態と予防に向けての対応. 第16回北海道成育看護研究会基調講演(2023/12/16, 札幌)
2. 国際学会
1) Yoshitaka Seto, Akiko Ando, Yuta Furuse, Kazutoshi Cho, Hidenobu Ohta. The influence of sleep maturation on preterm toddlers’ cognitive development. The 11th congress of the ASCAPAP(Asian Society for Child and Adolescent Psychiatry and Allied Professions).2023.5.28, Kyoto, Japan
2)Ryota Honjo, Kenta Takeda, Yoshitaka Seto, Yuichi Nakamura, Yuta Furuse, Kazutoshi Cho, Atsushi Manabe. Neonatal-onset pulmonary alveolar proteinosis with SFTPC gene variation as an indicator of poor outcome. INSPIRED2023 (converted from 22nd International Congress on Pediatric Pulmonology), 2023.6.30, Antibes Juan-les-Pin, France
3. 研修会
1) 長 和俊, 災害時小児周産期リエゾン育成研修会. (東京)2023.01.15
2) 古瀬優太:医療機関向け虐待対応プログラム (Stage I). (青森労災病院、web). 2023.1.11
3) 長 和俊:新生児蘇生法講習会(専門コース). (北海道大学). 2023.1.21
4) 長 和俊:新生児蘇生法講習会(フォローアップコース). (東京)2023.02.05
5) 中村雄一:新生児蘇生法講習会(スキルアップコース).(北海道大学). 2023.2.10
6) 長 和俊:災害時小児周産期リエゾン育成研修(講師, 東京). 2023.2.23
7) 古瀬優太:初期研修医向けレクチャー「児童虐待防止について」(北海道大学病院). 2023.6.3
8) 古瀬優太、瀬戸康貴:新生児蘇生法講習会(スキルアップコース). (北海道大学病院)2023.06.29
9) 古瀬優太、橋本佳帆子:新生児蘇生法講習会(スキルアップコース). (北海道大学病院)2023.07.19
10) 古瀬優太:新生児蘇生法講習会(スキルアップコース). (北海道大学病院)2023.07.26
11) 古瀬優太:新生児蘇生法講習会(専門コース). (手稲渓仁会病院)2023.08.05
12) 古瀬優太:新生児蘇生法講習会(スキルアップコース). (北海道大学病院)2023.08.23
13) 古瀬優太:医療機関向け虐待対応プログラム (Stage I). (札幌東徳洲会病院). 2023.8.26
14) 古瀬優太, 兼次洋介:新生児蘇生法講習会(フォローアップコース). (北海道大学病院)2022.09.16
15) 兼次洋介: 新生児蘇生法講習会(スキルアップコース).(北海道大学病院)2023.09.20
16) 古瀬優太, 兼次洋介:新生児蘇生法講習会(インストラクター養成コース). (北海道大学病院)2023.09.24
17) 古瀬優太:新生児蘇生法講習会(専門コース).(北海道大学病院)2023.11.16
4. 著書
なし
5. 原著論文
1) Hoshino Y, Arai J, Cho K, Yukitake Y, Kajikawa D, Hinata A, Miura R. Diagnosis and management of neonatal respiratory distress syndrome in Japan: A national survey. Pediatr Neonatol. 2023 Jan;64(1):61-67. doi: 10.1016/j.pedneo.2022.08.02. Epub 2022 Aug 28. PMID: 36089536.
2) Arimitsu T, Fukutomi R, Kumagai M, Shibuma H, Yamanishi Y, Takahashi KI, Gima H, Seto Y, Adachi H, Arai H, Higuchi M, Ohgi S, Ohta H. Designing artificial circadian environments with multisensory cares for supporting preterm infants' growth in NICUs. Front Neurosci. 2023 Aug 24;17:1152959. doi: 10.3389/fnins.2023.1152959. PMID: 37694118; PMCID: PMC10491019.
3) Nakamura Y, Kobayashi S, Cho K, Itoh S, Miyashita C, Yamaguchi T, Iwata H, Tamura N, Saijo Y, Ito Y, Seto Y, Honjo R, Ando A, Furuse Y, Manabe A, Kishi R; Japan Environment and Children’s Study (JECS) Group. Prenatal metal concentrations and physical abnormalities in the Japan Environment and Children's Study. Pediatr Res. 2023 Oct 19. doi: 10.1038/s41390-023-02851-4. Epub ahead of print. PMID: 37857850.
4) 三田村 真太郎, 石川 耕資, 長 和俊, 古瀬 優太, 中村 雄一, 本庄 遼太, 前田 拓, 山本 有平. 低出生体重児の顔面に生じた乳児血管腫に対するプロプラノロール内服療法の2例. 形成外科 66巻11号 Page1336-1345(2023.11)
6. 症例報告
1) Seyama R, Uchiyama Y, Kaneshi Y, Hamanaka K, Fujita A, Tsuchida N, Koshimizu E, Misawa K, Miyatake S, Mizuguchi T, Makino S, Itakura A, Okamoto N, Matsumoto N. Distal arthrogryposis in a girl arising from a novel TNNI2 variant inherited from paternal somatic mosaicism. J Hum Genet. 2023 May;68(5):363-367. doi: 10.1038/s10038-022-01117-x. Epub 2023 Jan 12. PMID: 36631501.
2) Abe J, Ueki M, Honjou R, Takeda K, Seto Y, Nakamura Y, Furuse Y, Nakata K, Cho K. The clinical importance of pulmonary gene and protein expression levels in an infant with lethal ABCA3 variants. Pediatr Pulmonol. 2023 Oct;58(10):2956-2959. doi: 10.1002/ppul.26611. Epub 2023 Jul 21. PMID: 37477506.
7. 総説
なし
8. 受賞・表彰
1) 兼次洋介: 日本周産期・新生児学会論文賞, 周産期支援チェックリストを用いた子ども虐待リスク予想, 2023.7.9(名古屋)
2) 長和俊: エクセレントティーチャー・優秀賞 2023年9月27日